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何を手本に
- 本は参考にならない
- ダンスの出版物は多い。私もダンスの専門書を出版しようと何度か考えました。しかし本では何も伝わらないのです。それでダンス専門の書物を出版をしなかったのです。
映像なら10秒もあれば何しているかわかるので、できるだけビデオでハウツウをしようと試みました。
- 違うダンス
- 今思うと出版しないで良かったと思っています。出版すると多くを引用されてしまうからです。それが正しく伝わるなら問題ないのですが、ダンスの本を出版する人の多くはダンスを踊らない物書きです。多くを過去の書物から引用しているから、より信用できないのです。私も幾つか読みましたがとてもダンスを踊っている人とは思えません。
ダンスの踊り型を説明していないし、踊ったことのないダンスのことは書けないことをわかるはずです。ダンスはその時、踊っていないとわからないのです。また理解できる位踊らないと見てもわからないからです。それにほとんどがショーダンスのことで楽しむソウルダンスではないからです。姿勢を正してショーダンスする考え方の違う人が他のダンスを理解できないからです。
- ダンスの世界一はいない
- 自己がダンスが上手いとか書いている人の本はもっと信用できません。
- ダンス上手ならダンスに評価をつけられないことはわかっているはずです。誰かの真似を高めて評価されても、新しい若者が取って替わるだけのことです。振りやパターンでは情報の多い後者の方が有利だからです。それにダンスの型が違うと評価が付けられないのです。
過去にも同じレベルのダンス上手もいたのです。それを長いダンス生活で見てきました。楽しく踊る人にはかなわないのです。
ダンスのコンテストにしても流行のダンスを楽しく踊れるかを評価するのであって、ダンスのレベルを問うものではないのです。目的の違うダンスでは比べることすら意味がないからです。
マイケルのようなダンスをしたい人や、歌手やバックダンサーの踊りがしたい人はショーダンスをすれば良いのです。これらのダンスの目的は見せて自分を誇示することだからです。バレエや日本舞踊、競技の社交ダンスと同じでヒップホップやソウルダンスとは無縁の世界です。
- 何をやりたい
- ダンスは楽しくて踊るものです。しかし自由に楽しく踊っていても一つの踊り型では飽きてしまいます。だから多くのダンスの型を覚えて楽しむのです。
見せることを目的にしているダンスは、見せる場がなくなったり体力がなくなるとダンスが辛くなります。そこでショーダンスのスクールでは渡世制や発表の場をつくるのです。テレビやショーで発表したくて練習している人が多いからです。若者は身体を動かすのが好きなのであって、本当はダンスが好きなのではないのかも?
多くが芸能界へのあこがれなのです。それでも多くのダンスに挑戦すればある程度は自由に踊れるようになります。しかしクラブで踊っても注目されない、楽しくないから踊らなくなる。それは目立ちたいと思う若者の気持ちでダンスとは無縁のものです。
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